みやじまの秘密のメモ&
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ヴェーダとは、知識という意味です。ヴェーダという言葉はサンスクリット語からきており、「vid(知る)」という動詞の派生語です。
ヴェーダには「科学」「知る」「知識」という意味があります。 「全てを持っている」とも意味します。

シュルティ・ヴェーダ
聖者・リシ)達によって聞いたもの(シュルタ)なので天啓聖典(シュルティ)と呼ばれます。)その最も有名なものがヴァガヴァット・ギーターです。
4つの文献
リグ・ヴェーダ
宇宙の理法が明かされている。最古の文献。最古のマントラがガヤトリー・マントラ
Rg-Veda
ヤジュル・ヴェーダ
祭火に供物を投げ入れるホ-マ儀式(密教の護摩となる)祭詞の聖典
Yajur-Veda
サーマ・ヴェーダ
儀式の時などに歌われる神々への讃歌
Sama-Veda
副ヴェーダはガンダルヴァ・ヴェーダ(自然界のラーガを奏で、人と環境の調和をもたらす音楽療法。)
アタルヴァ・ヴェーダ
病気治療、息災、呪法などが示されている。  
Atharva-Veda
副ヴェーダはアーユルヴェーダ
アタルヴァ-ヴェーダの副(ウパ)ヴェーダとして独立・分離されアーユルヴェーダが確立したとされている。その文献は3つ。
チャラカ・サンヒター
スシュルタ・サンヒター
アシュターンガ・フリダヤ・サンヒター
ウパ(副)・ヴェーダ
アーユル・ヴェーダ
ガンダルヴァ・ヴェーダ
ダヌル・ヴェーダ
スターパティア・ヴェーダ
生命に関する知識
天界の楽師の奏でる音楽
ストレスを落とし 否定性を排除
自然と調和した建築学 (ヴァーストゥ)
4種のヴェーダは、すべて創造神であるブラフマ神の息吹きであるとされています。そしてこの4種のヴェーダについて、それぞれ次の4つの部分があります。
サンヒター
ブラーフマナ
アーラニヤカ
ウパニシャッド
神々に対する讃歌の集成
ヴェーダの祭祀の規定
秘儀的な祭式の説明
宇宙の原理や 人間の本質に ついての考察
ヴェーダを正確に理解するのに必要不可欠な教典ヴェーダンガといわれる教典が6つ存在する。ヴェーダンガとは、文字通り「ヴェーダの手足」という意味。ウパニシャッドは比較的読みやすいですが、前の3つは難しい。その読むための準備としてまず、この6つを勉強する必要があるとされています。
シクシャ
カルパ
ヴィヤーカラナ
ニルクタ
ジョーティシュ
チャンダ
発声についての音楽
儀式・祭事額
文法
意味・語源学
時間の計算・天文学・
占星学
どうやってヴェーダを読むか
(韻律について)・音韻
6つのヴェーダアンガは神様の体と同じ、と認識され、そのうちでジョーティシュは「目」に該当します。ですから、ジョーティシュの知識なしでは、ヴェーダの知識は不十分なのだ、とさえ言われることがあります。ジョーティシュでのその人の解読において重要になるのはアーユルヴェーダであり、その人の基本的体質や病気などで乱れやすい体質の特定や時期について解読します。このように、ジョーティシュとは、ヴェーダの中でも重要な知識と言えるのです。そのためインド占星学のことを「ヴェーディック・アストロジー」と言うこともあるのです。※ヴェーディック=ヴェーダのという意味
ジョーティシュの主な経典
ブリハット・パラシャラ・ホーラ・シャストラ
聖者パラーシャラ派の占星学の経典。最初の宇宙の分割に、ヴィシュヌブラフマーシヴァといった神の名前を使っています。
ジャイミニ・スートラ 聖者ジャイミニ派の占星術の経典。